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本覚院へのお詣り

世界遺産高野山にある本覚院。
本来弘法大師みずから地蔵菩薩を安置された場所にあり、平安時代の建久年間(1190年)に有名な歌人である待宵小侍従の願によって登山した行空上人が開いたとされています。

待宵小侍従以来、文人との関わりも多く、江戸初期に狩野派絵師の巨匠である狩野探幽が滞在し名画を残しています。

縁起

本覚院は後鳥羽院の建久年間(1190年)行空上人が待宵小侍従の請によって登山し、弘仁年中、弘法大使が自ら六地蔵菩薩を彫刻して安置せられた所、即ち今の本覚院境内に宿して読経せられるに、地蔵菩薩出現し尊像光を放って告げられるには、汝此処に住せよと、行空感喜して遂に講坊十二院を建立し、常に法華経を講ぜられたので講坊と称せられました。

人皇百十二代東山天皇元禄年間にこの講坊を小侍従の戒名に因んで本覚院と改め今日に至っております。

本尊は智証大師御作の不動明王を安置し、古来より伏見宮家御菩薩所であり、また源頼朝公の御子息大友一法師丸以来十九代、尾張徳川、白杵稲葉、大洲加藤、岸和田岡部等の諸候を始め一般信徒の帰依篤く、宝物には弘法大師御作愛染明王や、唐の恵果阿闍梨御自画像(重要文化財)など著名なものが多数保存せられております。

ご廻向

本覚院のご廻向は、高野山の金剛峯寺で行われる法要と同様、前讃(お経の種類)からはじまり、各種のお経、後讃(お経の種類)まで、最後にご法楽として般若心経・ご真言を参列者の方もご一緒にあげていただくという流れで行っております。およそ1時間ほどかかります。
 

僧侶が朗々と音階のついたお経(聲明)をおとなえする姿や声は、ご先祖様だけではなく参列する方の心も清々しくいやしてくれることでしょう。

その他、ご先祖様のためにお霊供膳を御位牌や法名の書いた証文の前に御供えしております。
お参りが終わりましたら、お施主様にはおしるしの証文、領標、御供物などをお渡しいたします。

永代供養

お墓をみてくれる後継者がいない。。。

分家なのでお仏壇がない。。。

このような悩みがお寺にたくさん寄せられます。

当院では、住職はじめ僧侶が親身に相談を聞き、その家に沿った永代供養の方法をご案内しております。
お位牌を建立し、本堂にて勤行した後、位牌堂にて永代おまつり致します。

当院では、毎朝、お仏飯とお茶をお供えし、お燈明をあげ、お参りします。
永代供養された方には皆様安心していただいております。

ご不安なことや詳細については、お電話にてお問い合わせください。